カブトムシの育て方

カブトムシの育て方をご紹介いたします。カブトムシを初めて飼育する場合、カブトムシの餌や生態について理解しておく必要があります。カブトムシは卵で生まれます。意外と小さい白い卵です。卵がふ化すると、幼虫になり、幼虫から蛹、そして成虫になるのです。カブトムシは夜行性の昆虫です。したがって、昼間は余り行動をしません。夜になってから飛びまわるのです。カブトムシの餌はホームセンターで販売されているゼリーが良いでしょう。昔はスイカの皮とか果物などをあげたりしていましたが、専用のゼリーの餌が登場しましたので、栄養面でもバランスが取れています。基本的には甘いものを好む傾向にあります。森林の中に住んでいるカブトムシは、松ヤニとか木の蜜を好みます。

• カブトムシの育て方のあれこれです！ご参考にしてくださいませ♪
• さて、都会で、カブトムシを初めて飼育する場合を例に挙げてご説明いたします。まず、カブトムシが生活する専用の虫かごが必要です。ある程度広い方がカブトムシのためには良いです。虫かごの中には専用のマットを入れます。これは近所にある土ではなく、カブトムシが快適に生活できるそんな専用のマットが販売されていますので。虫かごと一緒に用意する必要があります。マットの説明にも書いてはありますが、マットには水分が必要です。説明書を読みながら、適当な水分を入れましょう♪とりあえずはこれでカブトムシは自分の住む家ができたわけです。水分はマットにありますし、餌は、毎日、補給してあげましょう♪カブトムシを飼育するのは、夏の間ですので、直射日光を避け、涼しげな場所にカブトムシの虫かごを置いておきましょう。そして、毎日、カブトムシの様子や、餌の様子を確認しましょうね♪

カブトムシの育て方のポイント

気をつけなければならないことは、カブトムシがマットの中へ潜っている時は眠っている時ですので、起こさないように、そっとしておいてあげましょうね♪それから、できるだけ一匹だけでの飼育をオススメします。雄のカブトムシとかクワガタなどの昆虫は、角を持っていますので、けんかをしてしまうのです。そして、そのけんかはとどめを刺すくらいまで徹底的にけんかをしてしまうことがありますので、単体で飼育した方が良いでしょうね♪ペアで飼育できればいちばん良いです♪夏の終わり、もしペアで飼育できたのならば、卵を生んでいる可能性があります。卵のふ化方法から幼虫から蛹となり、成虫にするには、ひと冬越さなければなりません。冬の温度が氷点下になってしまう場所での生活はできませんので、もし越冬できなければ、夏が終わったら、森林の樹木の根本を掘り起こして、卵を埋めておいた方が良いでしょう。ある程度の温度が保てるのであれば、幼虫にふ化させて育ててみましょう♪ここで重要なことは、卵は通常、１０個くらいはあるかと思います。もし、全部が幼虫になれたのであれば、幼虫の数の分だけの虫かごが必要です。どうしてかと言いますと、幼虫同士で「共食い」をしてしまうのです。１０匹いたにもかかわらず、最終的には一匹しか残らなかったということが、実は、管理人の私自身が身をもって経験していますので、気をつけなければなりません。ですので、幼虫から成虫にするには、虫かごの数も必要になりますし、越冬させるのは至難の業でもあります。カブトムシのためにも、夏が終わったら、森林へもどしてあげた方が良いと思います♪
カブトムシの成虫についても同じです。ひと夏、一緒に暮らしたのなら、情が移っているのはわかるのですが、お盆が過ぎたら、カブトムシの最後の夏を、自由に過ごさせてあげてください。カブトムシの寿命は短いのです。越冬して、次の年も生きているカブトムシもおりますが、基本的には一年しかませんので、虫かごの狭い中にいるよりも、森林の自然の中で、自由に過ごしていた方が、カブトムシにとっては幸せなのですよね♪もらった場合、販売しているのを買ってきた場合、どちらも同じです。虫かごの狭い中にいるよりも、自然に返して、また来年の夏にカブトムシを手に入れて、同じように飼育すればよいのです。ペアで飼育して、卵と一緒にまた森林へ返してあげましょう♪これが、カブトムシにとっても、飼育する人にとっても、最も良いカブトムシの育て方です♪