二世帯住宅のプラン

二世帯住宅のプランについてまとめました。二世帯住宅を作ろうと計画する時に一番のネックは「費用」です。新築する場合、リフォームする場合、建売を購入する場合によって、それぞれ金額に違いがあるのですが、「値段が高い」という点については、すべてに共通しているのではないでしょうか（笑。今、住んでいる家をリフォームして、二世帯住宅を考えて見積りをしてもらうとわかるのですが、リフォームして大金を払うくらいなら、いっそのこと、新築してしまった方が良いといったケースが多いことと思います。建売を購入しても良いのですが、すでに建てられている家に、家族が合わせるのではなく、家族構成によって家の間取りを決めていきたいというのが一般的ですので、建売を購入する場合は、よっぽど家族構成に似合う間取りであることをチェックする必要があります。

• 二世帯住宅のプランのあれこれです！ご参考にしてくださいませ♪
• 二世帯住宅のプランを検討する時は、家族構成と部屋の間取りをどう振り分けるかというところがポイントになります。夫婦子供二人の４人暮らしが一つの世帯で、おじいちゃんとおばあちゃんの二人暮らしがもう一つの世帯の場合で、２階建ての仕様ならば、２階部分には若夫婦と子供二人が主に生活できる空間が適しています。水回りはできるだけ一階に配置したいものです。しかし、面積が狭い場合には、水回りも２階へ持ってくる設計もよいでしょう。１階には、おじいちゃんおばあちゃんの二人が暮らせる部屋が必要になります。キッチン、居間、寝室の最低３〜４部屋が必要です。ところで、キッチン、居間、寝室、トイレ、浴室などの生活空間の全てを二世帯住宅の仕様にしてしまうと、お金がかかりすぎってしまいます。「共同で使用」できるところをどこまでにするかが、安価な値段で建てられるポイントにもなります。例えてみますと、キッチン、居間、寝室、トイレは２世帯分あった方がよいでしょう。しかし、浴室については「共同」でも良いのではないでしょうか。おじいちゃんおばあちゃんのキッチンには一番小さなタイプでOKです。調理方法も「ガスコンロ」ではなくて、炎が出ない、安全な「ＨＩヒーター」仕様がオススメです。場所も狭い空間の方が使い勝手がよいでしょう。若夫婦の世帯ほどの費用はかかりません。しかし、浴室をもう一つ作るとなると、かなりの費用がかかってしまうのです。お風呂に入る時間帯をずらすようにしておけば、お風呂だけは「共同」にしてもよいでしょう。「銭湯へ行く」感覚に思えば苦にはならないはずですよ♪それから、お子様が二人いる場合、小学生の高学年ぐらいになると「子供部屋」が必要になりますので、２部屋、子供部屋として確保しておく必要があります。高校受験とか、大学受験になると、テレビのある居間に勉強机を置いておいたのでは、集中して勉強ができません。テレビとか家族がいない静かな環境で勉強ができる環境が必要になってきます。将来の子供部屋のことも考えた上で、計画的な部屋の割り振りをしておけば、将来的にも安心です♪

二世帯住宅のプランのポイント

二世帯住宅を新築する場合の価格の目安としては２０００万円が基準になると思いますね。二世帯住宅と言っても、一世帯は、おじいちゃんおばあちゃんの二人暮らしですから、部屋はそんなにいつも必要ありませんし、キッチンも小さめのタイプでよいので、一世帯分については、それほど費用はかからないものと考えるべきです。二世帯住宅をリフォームで作る場合は「どこまでリフォームするのか」がポイントとなります。床、壁、トイレ、浴室、キッチン、玄関、居間までの全てをリフォームするのなら、新築するくらいの莫大な費用がかかってしまいます。必要最低限の二世帯住宅の仕様とするのなら、壁を作り、玄関をもう一つ作って、おじいちゃん、おばあちゃん用の小さなキッチンとトイレを作って、浴室は共同ということであれば、立派な２世帯住宅の仕様になります。二世帯住宅をリフォームで作る場合の価格の基準は、５００万円程度が目安になると思います。５００万円以上の費用をかけるのであれば、新築資金に回した方がよいのではないでしょうか。
二世帯住宅のプランを練る時には、実際に建ててある二世帯住宅の中を見学してみることです。違う仕様の二世帯住宅をいくつか回ってみて、自分の家族に似合うような間取りのプランを考えてみることですね。実は管理人の私自身もリフォームをしましたが、かなりの費用がかかりました。おかげさまで、家の中はとてもきれいになったのですが、新築した方が良かったのかなあ、と時々後悔をしています。これから計画される方は後悔しないように、いろいろな選択肢の中から将来性のある、一番良い方法を考えてみましょう♪